会場：はまぎん　こども宇宙科学館

開催日：2013年12月14日（土）

「よみきかせ　えほんでかがく」は2013年10月にスタート。読み聞かせに実験などを交え、科学に楽しく触れるというコンセプトは、こども宇宙科学館ならでは。子どもたちの知的好奇心も、おおいに刺激されたようです。

来館する子どもや保護者からの要望で始まった同イベントは、毎月、第２・４土曜に行われています。開始のお知らせが館内放送でかかると、子どもたちが続々と図書室に集まってきました。

今回のテーマは「いろであそぼ！」。黄色と青を混ぜると緑色ができるなど、色の不思議にスポットを当てた絵本の読み聞かせと実験が行われました。読み聞かせを行うのは、科学を楽しくわかりやすく伝えてくれる松田 恭さんです。

まずは『あおくんときいろちゃん』の読み聞かせから。あれあれ、黄色と青を混ぜると緑色ができる。子どもたちの好奇心が頭をもたげてきます。

続いて、青や黄色のフィルムを貼った「不思議メガネ」をかけて周りを見てみると、周囲がいろいろな色に。

次は絵の具の色を混ぜ合わせる実験です。今度は赤と黄色を混ぜると…「オレンジ！」。赤と青は何色になるかな…「むらさき！」。子どもたちは科学の世界に夢中です。

絵本『みんなで実験 楽しく科学あそび(リトル・サイエンス) ２　いろあわせ』には、色の三原色（シアン・マゼンタ・イエロー）などの知識も出てきて、子どもたちは身を乗り出して色の世界を楽しんでいました。

大人が聞いていても、興味をそそられる内容で、思わず実験に見入ってしまうパパやママの姿もありました。

同施設はB2～5Fまであり、半日～１日かけて親子で楽しめます。また、2014年に30周年を迎えるに伴い、今後も科学にまつわるさまざまなイベントを開催予定。ぜひＨＰをチェックして、親子で科学の世界を楽しんでみてください（おかみつ）。