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地域のパパ講座情報

【磯子区】「お父ちゃんは世界チャンピオン」

【磯子区】「お父ちゃんは世界チャンピオン」 【磯子区】「お父ちゃんは世界チャンピオン」 【磯子区】「お父ちゃんは世界チャンピオン」

会場:磯子区役所

開催日:2013年9月7日(土)

WBC世界フライ級チャンピオンで、3人のお子さんのパパである八重樫東さんをゲストに迎えた子育て応援講演会。子育てに際して厳しくしていること、現役のプロボクサーならではのエピソードなどを聞くことができました。

現在WBC世界フライ級チャンピオンで、しかも8月12日にタイトルを防衛したばかりの「八重樫 東(あきら)」氏が講演に来るとあって男性の出席者が多く目立ちました。

はじめに、こども家庭支援課の保健師から「赤ちゃんが泣いた時の対処法」についての話が始まり、赤ちゃんをもつ現役家庭のインタビューや、頭のランプが点滅して「揺さぶることで起こる、脳へのダメージ」を知らせる人形を使っての実践などもあり、小さい子をもつ親にとっては必見の内容でした。

続いて八重樫氏の登場に拍手が沸きました。現在30歳の八重樫氏は小学2年生の長男と2歳の長女、そしてなんとこの日に第三子が誕生したという記念すべき講演になり、温かい雰囲気の中講演が始まりました。

「プロボクサーという職業ですが、皆さんと変わりなく子育てをしています。挨拶・礼儀・食事に対して最も厳しくしています。16歳からボクシングをはじめ、14年間続けているボクシング人生で学んだ大切なことは、『努力』『辛抱』『感謝』。『努力』は夢を叶(かな)えるため、一日一日の積み重ね。『辛抱』は好きなこと、自分の未来のために頑張る。『感謝』は感謝することによって人に優しくなれる。この事を子どもたちに伝えていきたい。」と話していました。

最後に質疑応答があり、「子育てで、いい事と悪い事は?」といった質問に対し、「『いい事』は、試合前は不安になるので、子どもがいることでまぎれる。『悪い事』は、試合前の減量中に子どもが食べ残すと腹が立つ。」との返答に皆大笑い。とても気さくで親しみやすい現役ボクサーは「今後試合があったら応援して下さいね!」と言って講演を終えました。講演を終えた後もサインや写真撮影に快く応対してくれていました。(あまさち)