会場：いっぽ（緑区地域子育て支援拠点）

「いっぽ」では、毎月第三土曜日を中心に「パパおいDAY」を開催。この日は専門健康心理士の割田修平さん（写真左）が、育児の相談に乗ってくれました。

子どもたちが元気に遊ぶ横で、付き添いのパパやママたちに声をかけ、子育ての雑談からお悩み相談まで、気軽に話し相手になってくれるのが専門健康心理士の割田修平さん。割田さんの奥さんは助産士さんで、かつて自分たち夫婦が不妊の問題で悩んだ経験も生かし、妊娠・出産・不妊といった身体にまつわる相談にも乗ってくれます。

「講習のようなあらたまった形ではなく、遊ぶ子どもを見守りながら、構えずに気楽に話し合えるよう心がけています。パパたちはシャイな人も増えていますから（笑）」（割田さん）

この日はパパおいDAYで、いつもよりパパの数も多目。夏休み期間で、多くの中学生ボランティアも参加しており、いっぽは彼らの社会教育の場にもなっています。「3歳の娘と0歳の息子を連れて2週間に1回ほど来ます。暑い時は助かるし、同世代の子がたくさんいるので、子どもにもいい刺激になっています」（Iさん親子・写真下）。

「自分を犠牲にするという感覚ではなく、父親自らが育児を楽しんでほしいと思います。9～10月には、パパから我が子に贈る世界に一つの絵本作りを催しますが、そういった楽しむための仕掛けを色々と考えています」（施設長の松岡美子さん）。子育ての楽しみをママだけに独占させるのは損！　パパもいっぽで楽しみを探してみては？

（文・クスモト）