場所：杉田地区センター
日付：2022年8月20日（土）

　ヴァイオリン、コントラバス、フルートやピアノなど伝統的な楽器の他に、フライパンや水道管など日用品を利用して製作された楽器も使用して、子どもから楽しむことができる演奏を各地で行っている「ルロット・オーケストラ」。そのメンバーによる『創作楽器の博覧会〜創作楽器製作・体験ワークショップ〜』が、杉田地区センターで開催されました。
　参加したのは5歳以上〜中学生までの子ども18名と保護者です。みんな、どんな楽器を製作するのかドキドキワクワクしている様子でした。配られた材料の部品を確認し、「ルロット・オーケストラ」のメンバーが考案した「手のひらパイプオルガン」の製作がスタートしました。これは、100均などで購入できる小箱等を利用して作る小さなパイプオルガンで、まずはすきまテープでぴっちりと吹き口と小箱の間を埋める作業から始めました。さらに長いねじを差し込んでドライバーで締め付けたり、ストローの穴に白い練りゴムを押し当てたり、細かい作業が続きます。子どもたちは「一体どんな楽器になるんだろう？どんな音が出るんだろう？」と想像を膨らませながら、集中して製作していました。最後は小箱の穴に長いチューブを指し込んで完成です。パパやママたちも興味津々で「早く吹いてみて」と子どもにお願いする姿が見られました。チューブに息を吹き込んでみると、ドレミファソラシドの音階が鳴り響き、会場は大感激！その後全員で、手のひらパイプオルガンで「きらきらぼし」の演奏を行い、さらに「ルロット・オーケストラ」の大迫力の生演奏を聴いて終了となりました。
　杉田地区センターでは、この他にも絵画教室やDIY教室など、様々な体験ができる講座を開催しています。詳しくはコチラをご覧ください（はやしあさみ）。