会場：男女共同参画センター横浜

開催日：2016年11月20日（日）

戸塚駅から徒歩5分の場所にある、男女共同参画センター横浜にて、0歳～3歳までの子どもを持つ両親を対象とした”バランスある子育て～食と運動～”の講座が開催されました。

夫婦で参加する方も多く、子どもはその間、センター内にある、一時保育の場”フォーラム 子どもの部屋”が預かってくれたので、集中して講座を聞くことが出来ます。

初めは、子どもの食についてのお話です。話してくれたのは、管理栄養士の太田百合子さん。離乳食の始め方から、幼児食の食べさせ方の工夫など、参加者の知りたいことを分かりやすく丁寧に教えてくれました。

まず離乳食ですが、生後6ヵ月くらいからスタートするのが良いと推奨されているそうです。ですが、これはあくまで目安なので、自分の子どもの成長に合わせて始めるのがベスト。他の子どもと比較したり、育児書に書いてある通りに進めるのではなく、子どもの発達段階を観察し、進めていくことが大切になると言います。始めはなかなか思うように食べてくれないことが多いですが、食事を楽しくするためのポイントとして、赤ちゃんは何でも唇で感じるので、指しゃぶりやおもちゃを舐めてしまうのを止めないことや、大人が楽しく食べる姿を見せてあげることなどが挙げられました。ママはもちろんですが、熱心にメモをとるパパの姿もありました。

続いて、手づかみ食べや遊び食べが始まる幼児食のポイントです。散らかることが嫌で、手づかみ食べをさせるのを躊躇する気持ちも分かりますが、子どもが一口量を学習するためにも、このような時期は必要となるそうです。この時期、片付けまで含めて食事の時間だと思い、パパとママも楽しく食べる姿を見せてあげ、「食事＝楽しい」ということを教えることが大切になるのだそうです。この他にも、ワカメやお肉、ブロッコリーなど噛みにくい食品の調理の工夫なども教えてくれ、パパもママも、乳幼児の食に関する疑問や不安も解消されたのではないでしょうか。さらに、ハイハイや歩行、身体のコントロールなど乳幼児の身体の発達についての講座もあり、大満足の2時間でした。

男女共同参画センター横浜では、子どもやパパママ向けのイベントの他にも、女性の自立をテーマとしたさまざまな講座や企画が開催されています。詳細はコチラ から。（はやしあさみ）