会場：北山田地区センター

開催日：2016年1月23日（土）

都筑区を代表する野菜があるのを知っていますか？　茹でると甘く美味しく、冬によく食べられる、”小松菜”です。横浜市の収穫量は日本の中で1、2位を争い、中でも都筑区の出荷量が多いそうです。

小松菜は栄養価の高い食物で、ビタミンＡ・鉄・カリウム・食物繊維を多く含み、カルシウムに関しては、ほうれん草の5倍！野菜の中では、トップクラスとのことです。今回開催された、”こまつな親子クッキング”は、都筑区で採れる小松菜を「もっとみんなに食べてもらいたい、地元野菜を応援したい」という気持で立ち上げた”小松菜プロジェクト”という団体が主催で行った親子クッキング教室。栄養豊富な小松菜の美味しい食べ方を、楽しく調理しながら教わりました。

この日に作ったのは、薄力粉を水と混ぜ、薄くのばして焼く、中国の”薄餅（シャオピン）”。クレープのように、中に小松菜やお肉など色々な具を巻いていただく料理です。

まずは、子どもとパパやママで丁寧に生地を混ぜていきます。熱したフライパンの上に生地を薄くひいて、ひっくり返す作業は子どもたちの役目。始めの1～2枚は慣れずに生地が破れたり厚くなったり、失敗してしまったけど、3枚目ぐらいからは上手にひっくり返すことが出来るようになっていました。続いて、パパも挑戦。子どもに見守られながら、上手に生地を焼き上げていました。

さらに、小松菜ジュースもつくります。小松菜、バナナ、リンゴジュースをミキサーにかけて混ぜるだけの簡単なジュースですが、驚くほどたくさんの小松菜を摂取することが出来るので、野菜嫌いなお子さんにもおすすめの一品です。

生地が出来上がったら、まきまきパーティーの始まり！茹でた小松菜と、お肉や細く切ったネギや人参を薄餅で巻いて、いただきます。他にも、苺や生クリーム、チョコなどの具も用意されていたので、子どもたちは大喜び。あっという間に、食べ終わりました。

食べ物がどこで生産され、どのように自分たちの元に届いているのかを知るのはとても大切なこと。楽しみながら、小松菜について知ることが出来た一日でした。

小松菜プロジェクトの活動内容はコチラ、会場となった北山田地区センターの今後の予定はコチラをご確認ください。（はやしあさみ）