【中区】すくすく親子ROOM
2014年8月2日 (土)
日時:2014年8月2日(土)
夏本番の8月、JR関内駅から徒歩1分の地域子育て支援拠点「のんびりんこ」にて、『すくすく親子ROOM』が開催されました。
毎月第一土曜日に行われているこのイベントは2部構成になっています。前半は0歳~3歳までの子どもとパパ、ママが身体全体を使って遊ぶ時間です。後半は”子育てミニ講座”として毎回テーマを設け、子育てのアドバイスや参加者同士の交流を図る時間となっています。
講師は元NHK教育TV「育児カレンダー」の中で親子運動遊びを担当した経験もある、乳幼児運動指導・子育てアドバイザーの小峯弘子さん。ご自身も双子の母であり、講座内容も分かりやすく参考になると定評がある方です。
この日の運動は輪っかを使った遊びです。輪っかを転がして追いかけたり、地面に置いてジャンプをしたり、パパの身体の一部を的にして輪投げをしたりと、輪っか一つで様々な遊び方を体験できます。
「0歳~3歳までは身体を動かして遊ぶことが、その後の成長にとっても大切です。パパとママと肌の触れ合う遊びの時間をたくさん作ってください。また、育児は体力勝負!身体を動かすと心もほぐれるので、ご両親が身体を動かすことも重要です」と、小峯先生は参加者の皆さんにお話をされていました。
運動の後に行われた”子育てミニ講座”の今回のテーマは「情報社会の落とし穴」です。現代はスマートフォンなどの普及で便利になった一方、子育てに必要な情報以外にも、不安感や過度な負担感をあおるような情報など、色々な情報が簡単に入ってきます。ここで大切なのは、”我が家の子育ての軸”を決めること。
「子育てに正解はありません。大量の情報を両親が取捨選択する力を持ってください。”我が家の子育ての軸”を決めておくと、振り回されることも少なくなると思います。生(なま)の交流を大事にして、笑って泣いて、五感をフルに活用する生活を送りましょう」と小峯先生はおっしゃっていました。
講座の後は、携帯をどのタイミングで子どもに持たせるかなど参加者同士で話し合い、とても良いコミュニケーションが取られていました。パパも気軽に参加できるイベントなので、コミュニケーションを図る場として活用してみてはいかがでしょうか。
次回の『すくすく親子ROOM』は、9月6日。ミニ講座のテーマは”子どもの幸せ・親の幸せ”です。興味のある方は「のんびりんこ」まで。詳細は、http://nonbirinco.com/を確認下さい。(すわあさみ)