【港南区】ゆうさんの紙芝居パフォーマンス
2014年5月18日 (日)
会場:港南地区センター
日時:2014年5月18日(日)
港南中央駅から徒歩5分、港南地区センターでは地域の子どもたちのために「わんぱくサタデー事業」としてさまざまな催しを行っています。そのひとつとして「ゆうさんの紙芝居パフォーマンス」が開催されました。
会場には保護者席の前に、子どもたちが近くで楽しめるようにマットを敷いたスペースが用意されていました。もちろん大人もマットの上で一緒に見ることができます。
ゆうさんが登場し、パントマイムを始めると、子どもたちはみんな釘付けに。壁やロープが本当にあるみたいな楽しいパントマイムに続いて、紙芝居のはじまりはじまり。
ゆうさんの紙芝居は、スクリーンに画を投影するデジタル紙芝居で行います。部屋が暗くなり、ゆうさんの迫力のある語りに音楽や効果音が流れ、大人も子どももスクリーンを見つめて物語に入り込みます。
最初の紙芝居は神奈川に伝わる「ヨーカゾー」のお話。ぞうりや着物を脱ぎっぱなしにして、そうじや片づけをせず散らかしたままにしているタキチの家に、12月と2月の8日に一つ目小僧ヨーカゾーが現れて、その家に災難を落とそうとする内容です。この紙芝居、神奈川に古くからある風習を紙芝居にアレンジしたものだそうです。ヨーカゾーの怖さに泣きそうになる子もいましたが、そうじや片づけの大切さを感じているようでした。
紙芝居は3つ行われますが、その間にマジックや、なぞなぞが入るので子どもたちも飽きません。コップのマジックでは参加者の女の子がお手伝い。コップの水が消えると「え~!?」驚きの声。ほかのマジックではお母さんもお手伝いしてくれました。
なぞなぞはとてもとんちが効いていて、大人たちが考えている中、子どもたちの手がいち早くあがり、次つぎと正解していて驚きました!
最後の紙芝居「うみにしずんだおに」は村人を救うために海に沈み、岩になった鬼の親子の感動的なお話し。子鬼を守る親鬼の愛情に、大人も子どもも胸を打たれ、あたたかな雰囲気につつまれながら、イベントは終了しました。
港南地区センターではそのほかにも未就学児を対象とした「おはなしのひろば」や「カプラ積み木」のイベントを毎月1回開催。また、7月には「お楽しみ人形劇場」を開催予定です。
ゆうさんは、6月21日に瀬谷区の阿久和地区センター(℡045-365-9072)でも公演を予定しています。 (湯葉)
ゆうさんHP