【神奈川区】親子で楽しむワークショップ「親子ではじめてのハンドベル体験!」
2014年2月16日 (日)
開催日:2014年2月16日(日)
世界の最高峰といわれる米国マルマーク社製イングリッシュ・ハンドベルを使用し、
親子でハンドベル演奏に挑戦。初心者はもちろん、楽譜が読めなくてもOK!心が洗われるような天使のハーモニーを楽しみました。
どこかで耳にしたことはあっても、なかなか演奏する機会がないハンドベル。今回、神奈川区民文化センター かなっくホールで開かれたワークショップには7組15名の親子が午前と午後それぞれの部に参加し、総勢30名が初めてのハンドベル演奏にチャレンジしました。
最初に、講師の柳沢昌美さん(日本ハンドベル連盟1級認定講師)から、ハンドベルについての説明がありました。「正式名称はイングリッシュ・ハンドベルといい、約450年程前にイギリスで誕生した歴史と伝統のある楽器です。ベルは、持ち手を握ってハンドル全体を一方向に振ることで中の振り子が鐘にあたって音が出ます。1つのベルは一音しか出せないので、曲によって2オクターブ(25本)から6オクターブ(73本)のベルを駆使し、6~15名程の奏者が高度なチームワークを発揮しながら演奏するのが特徴です。」
「音階に並べられたベルはどれも大切な音です。どの音1つ欠けても音楽は成り立ちません。奏者一人ひとりがかけがえのない存在なのです。親も子どもも一人の奏者として各々のベルを担当し、ここで出会った皆さんとチームとなって音楽を奏でる楽しさを体験していただけたらうれしいです。」
この日の演奏曲は、『オーラ リー』『大きな古時計』。全員、ハンドベル初体験でしたが、スタッフの方々のサポートもあり徐々に音がうまく出せるようになっていきました。
小さい子も大きい子もそしてお母さんもお父さんもそれぞれのベルの音が次々に連なり、みんなでひとつの音楽を奏でていく様子は、まわりを気遣う優しさや楽しさに溢れていました。
会場がホール舞台上ということもあり、ベルの清らかな音色と余韻に包まれるように、参加者皆様の素敵なハンドベル演奏がホールいっぱいに響きわたりました。
(おかみつ)