【中区】横浜消防出初式2014
2014年1月12日 (日)
会場:赤レンガ倉庫イベント広場
開催日:平成26年1月12日(日)
横浜の消防力、関係機関と連携した災害対応力などを披露するとともに、市民が集い、学び、楽しめるイベントとして開催されている「横浜消防出初式」。今年も赤レンガ倉庫イベント広場にて、盛大に行われました。
出初式の起源は江戸時代の火消しによる出初(でぞめ)・初出(はつで)で、現代では消防本部・消防団などの消防関係者によって行われています。そのはじまりは、万治(まんじ)2年(1659年)1月4日に行われた出初といわれています。
今年の来場者は昨年より2000人増の約7万8000人。子ども連れの家族の姿も数多く見られました。
林文子市長らのあいさつの後、さっそくプログラムがスタート。古式消防演技では纏振り込み、はしご乗りなどが披露されました。子どもたちから「すごい!」「高いね!」という歓声も。
消防音楽隊ドリル演技では、約20分にわたり、鮮やかな赤のコスチュームに身を包んだ楽隊の華麗なパフォーマンスと演奏を楽しみました。
続いての消防総合訓練では、横浜市で大規模地震が発生したという設定で、さまざまな消防・救助活動が実際に行われました。
車同士がぶつかる場面では本当にクラッシュし、中の人を助けるために、救助隊が車の屋根を取り外すなど、まるで映画の1シーンを見ているような緊迫感。大人も子どもも、固唾(かたず)を飲んで見守っていました。
最後は消防士のみなさんによる一斉放水。海に向けて、大量の水を一斉に放つ姿は迫力満点。子どもたちも、大喜びでその様子を目に焼き付けていました。
子どもたちはもちろん、一緒に訪れた多くのパパたちも目をキラキラさせながら楽しんでいた出初式でした(おかみつ)。