【神奈川区】秋の自然観察会
2013年10月12日 (土)
会場:神の木公園
開催日:2013年10月12日(土)
横浜線大口駅から徒歩10分の神の木公園。緑豊かな公園内には、さまざまな植物がいきいきしています。毎年春と秋に行われる自然観察会では、講師の池田隆一先生がさまざまな植物の生態を紹介し、自然の世界を案内してくれます。
雲一つない秋晴れの日、神の木公園詰め所前に集まり、秋の自然観察会が開かれました。参加者は子ども連れの家族からご近所の年配の方々までとバラエティに富んでいます。
講師の池田隆一さん(緑とコミュニティーグループ)は9年もこの公園で自然観察会を開いているというベテラン先生。最初に観察会のレジュメが配られました。秋に観察できる植物や紅葉について記載されており、これを見ながら観察していくと、より楽しみが深まっていきます。
淡い黄土色のクサボケの木の実を指でこするとスパイシーな香り。メダカなどが住むビオトープには薄紫色のホテイアオイが咲いていました。これは熱帯アメリカの水草で明治中期に渡来。英名をウォーターヒヤシンスという説明がありました。
カタバミという雑草はシュウ酸を含むため、この草で十円玉を磨くとピカピカに!また、水を入れたペットボトルにムクロジの果実を入れてよく振ると泡立つので、簡易石けんになるのだとか。
途中で小学生の女の子たちが参加したり、参加していたパパが抱っこしていた赤ちゃんが目を覚ましたり、自然の中でほのぼのとした温かな交流の時間が過ぎていきました。
観察会は朝10時から、園内を約2時間かけてゆっくりまわります。途中参加も、途中で抜けるのも自由。親子連れの参加も大歓迎とのこと。
次回は春に行われる予定です。わざわざ遠くに出かけなくても、子どもと一緒に自然にふれ合える神の木公園。わが子を自然に触れさせてあげたいというパパは、ふるってご参加くださいね!(おかみつ)