【青葉区】子育て家庭の防災ワークショップinラフール
2012年9月8日 (土)
昨年の東日本大震災を機に、防災への関心が高まっている昨今。横浜市こども青少年局と男女共同参画センター横浜北が主催し、地域子育て支援拠点「ラフール」の協力のもと、子育て家庭向けの防災ワークショップが開かれました。
参加した親子は18組。中にはパパも参加して、真剣に防災マップなどを広げている姿も見受けられました。
お話をしてくださったのは、白藤香織さん(男女共同参画センター横浜北)。
「NTTの災害用伝言ダイヤルの番号は?」などの防災クイズを行った後、「わたしの防災力シート ナビ(子育て家庭編)」を使ったワークショップがスタート(答え:171)。
外出先で災害にあったときのために備えたいのは、①正確な情報を入手する方法(ラジオ、ワンセグ、緊急放送など) ②家族との安否確認法を複数共有(使用順を決める) ③帰宅困難者一時滞在施設検索システムを携帯などにブックマークするなど。「このほか、いざという時に頼れる友人やご近所を作っておくのも、備えになります」と白藤さん。
家の中の危険な場所としては、多くの方が「キッチン」をあげていました。安全な場所として、「部屋の一角に何も置かないスペースを作っている」という人も。家具の転倒防止や配置換え作業はパパの力の発揮どころです。
我が家の防災デーを設け、定期的な備蓄品チェックも欠かさずに。特に小さな子どもはおむつや服のサイズがすぐに変化してしまうので注意。また「実際に荷物を持ち、その状態で子どもと一緒に逃げられるかを確かめておく必要もあります」。
いつ起こるかわからない災害。備えあれば憂いなしの気持ちで、定期的な点検、家族同士の情報共有を心掛けていきたいものです。(おかみつ)