- トップメニュー|検索

地域のパパ講座情報

【港北区】学んで体験する「幼児の事故の予防と手当」

【港北区】学んで体験する「幼児の事故の予防と手当」 【港北区】学んで体験する「幼児の事故の予防と手当」 【港北区】学んで体験する「幼児の事故の予防と手当」

会場:港北区地域子育て支援拠点どろっぷ

この日は日本赤十字社からボランティアの萩原さんが訪れ、日常で起こりやすい「幼児の事故の予防と手当について」の講座が行われました。

約20名の親子が参加し、「万が一」のために備えた実践を含む講座内容でした。皆さんは、しっかりとメモ等を取りながら受講・実践に取り組んでいました。

小児救急の場合、一番大事なのは「予防」。特に乳児や小さい子どもは、大半を家で過ごします。自宅で事故が起こりやすい場所として、居間、台所・食堂、そして風呂場・脱衣所、ベランダなどが要注意です。(参考サイト

そして赤ちゃんの発達の段階に応じて、事故原因や内容が変化することも忘れてはいけません。寝ていることの多い新生児と、1~2歳で歩き始めて行動範囲が広がる子どもでは、注意するポイントも異なってきます。(参考サイト

そして大抵の事故は家の中、あるいはその周辺で思いがけないかたちで起こるようです。

「あらかじめ、家の危険な場所に事故の予防線をはることが大切です」と萩原さん。(参考サイト

どの親も我が子は怪我をしないと思いたいものです。ただし、万が一の事があった時、パパはどのように向き合えばいいのでしょう。

「パパやママに最初にしてほしいのは、観察、判断、手当。これが基本です」。出血や、痛み、細菌の感染がないか…。この最初の手当ができていれば、「その後の医療者による診察と処置がとってもスムースです」と萩原さんは語ります。この日はハンカチを使った手指の包帯、ストッキングを使った頭部の包帯や、雑誌をギブスとして活用した三角巾法など、その場にあるものを使った臨機応変な方法が披露されました。

しかし、心臓や呼吸が止まってしまうような重篤な状態の時には、救急車が来るまでに手当をしないと命は助かりません。この時に役立つのが「心肺蘇生・AEDを用いた除細動」とよばれる実技。(参考サイト

講習に参加したパパたちは「子どもの異常を発見したら、周囲の状況と本人の状況をまず観察して、協力者を求めるようすばやく対応してください」とアドバイスを受けます。

地域に数台しかない救急車は、到着までに時間がかかってしまう可能性があります。ここで大切なのは、適切な救急車の依頼と、心肺蘇生法・AEDなどの実技経験。

パパの危機管理は、知っていて損はありません。

どろっぷのひろばに、はじめて訪れたパパは、「誤飲の怖さを知りました。注意する目安として、トイレットペーパーの芯の中を通せる大きさのものは、身の回りから片づけるようにします。」

頼もしくコメントしていました。

(ひまるパパ)