【鶴見区】救急外来ナースの受診のポイントは? ~ パパといっしょにわっくんSaturday!!
2012年2月25日 (土)
会場:鶴見区地域子育て支援拠点わっくんひろば
参加したのは、0才から1才のお子さんのパパ・ママと、これからパパになる方。
「わっくんひろば」では、救命救急センターで小児救急を担当する看護師を講師に迎えました。
救急外来を利用するタイミングや、家でできる介抱の仕方について、イラストを使ったカラフルなポスターでの説明はとてもわかりやすく、参加者は、自身の体験と照らし合わせながら、真剣な表情で講師の話しに耳を傾けます。
救急外来を受診する理由で一番多いのは、発熱。高熱に気づき、すぐに病院に行くか迷った時の判断基準は、飲めるか・眠れるか・遊べるか」の3点だと、講師は言います。また、熱が急に上がりけいれんを起こしてしまった時は「赤ちゃんに刺激を与えず、安全で平らな場所に寝かせてあげることが、一番良い処置だそうです」とも。
次に多い受診理由が、嘔吐や下痢。吐いた直後は脱水症状が心配されますが、胃を刺激しないために、スポイトやスプーンを使って、少しずつ水分を与えるのが良いそうです。
また、家の中で起こる事故として最も多いのが、誤飲。直径38mm(トイレットペーパーの芯程度)の輪の中に入るものなら、子どもは飲み込むことができるそうです。小さな物は子どもの手の届くところに置かないなど、管理はきちんとしておきたいですね。
「救急外来のタイミングは、パパ・ママが必要だと思った時。必要以上に控えないで」というアドバイスもありました。子どもが体調不良の際には、なるべくあわてずに、落ち着いて対処したいですね。(なぎさ)