【南区】歌って踊ってカラダで楽しむわらべ歌
2011年5月28日 (土)
会場:【南区】地域子育て支援拠点 「はぐはぐの樹」
台風2号の影響であいにくの雨の中、「おとうさんもいっしょのおはなし会」が開かれました。約20人の子どもたちと一緒に、ママだけでなく10人程のパパたちが参加して、お話しを楽しみました。
おはなし会の中身は、絵本と紙芝居の読み聞かせのほか、人形や楽器を用いた手遊びやわらべ歌、さらには白板のようなパネル上で、色とりどりの紙で作った動物と帽子の組み合わせを子ども達に当ててもらうパネルシアターなど盛りだくさん。
親子をリードしてくれるのは、「はぐはぐの樹子ども図書館」館長の金澤和子さんとアシスタントのみなさん。雨降りの日ということで、冒頭は「♪ぽっつんぽつぽつあめがふる」というわらべ歌と「♪でんでんむしむし」のかたつむりの歌を全員で歌います。
子ども達が乗ってきたところで、絵本と紙芝居が続けて披露されました。特にロシア民謡「おおきなかぶ」の絵本が大ウケ。大きな”かぶ”はおじいさん一人では抜くことができず、おばあさん、孫、犬、猫、ネズミと次々と助けを呼んで、全員の力で抜こうとします。
「ネズミが猫を引っ張って…犬が孫を引っ張って…おじいさんがかぶを引っ張って…うんとこしょ、どっこいしょ…」。なんとか引き抜けるように、子ども達も夢中に声をあわせて大応援です。
2歳2か月の息子、S君と参加していたのは「月1回のペースで来館する」というOさん。
「絵本やお話には子どもも興味があるようです。イベントで使った本を当館で借りることもできるようなので、家でも聞かせてあげようかと思います」。
わずか30分の会ですが、絵本、クイズ、身体を使うわらべ歌などが飽きないように配されている点はさすが。パパたちも、子どもの興味が長続きするように、目先を変えてお話をしてあげてみては。
(ワタル)