開催：鶴見区役所1階健診会場
開催日：2019年4月26日（金）

　鶴見区役所内の健診会場で、生後6ヵ月〜1歳1ヵ月未満の乳幼児とその保護者を対象とした「親子わくわく歯っぴい講座」が開催されました。この講座は、福祉保健課健康づくり係が主催で定期的に開催されており、乳幼児のむし歯予防のお話や歯みがき実習、両親の歯周病のリスクチェックなどが行われています。当日は6組の親子が参加しました。
　まずは、むし歯予防の話からスタートです。専門のスタッフから、チョコレートなどの甘いお菓子だけでなく、ジュースやイオン飲料などの糖分が多く含まれた飲み物にも注意が必要であるという話がされました。甘い飲料を早い時期からこどもに飲ませてしまうと、お茶や水などを積極的に飲まなくなってしまい、仕方なく糖分の多いジュース類を頻繁に与えてしまうという悪循環が生まれることがあるそうです。また、食べ物を「モグモグカミカミ」とよく噛む経験を積むことも、この時期から意識することが大切になるそうです。
　次に、パパやママの歯と口の健康についてのお話がありました。子どものむし歯は両親のむし歯菌が原因になることがあるそうです。講座では、歯周病のリスクチェックや、口の中の細菌を実際に専門の機械で見るなどして、歯と口の健康の理解を深めていきました。
　最後に、子どもの歯の磨き方指導を受けました。子どもの歯ブラシは2種類あり、「自分みがき用」と「仕上げみがき用」があります。まずは子ども自身が「自分みがき用」の歯ブラシを自分で口に入れることでブラシの感触に慣れ、パパやママがしっかりと「仕上げみがき用」の歯ブラシで歯を磨く習慣を身につけることが、子どもの歯を大切にすることにつながっていくそうです。
　子どもだけではなく、自分の歯の健康についても知れる本講座。ぜひ、参加してみてください。（はやしあさみ）。