パパが気になる子育てに関するお悩みを、保育士さんに聞いてみました!
①子どもが遊び食べをしてしまい、なかなか食べ終わらないんです…
子どもにとっても大人にとっても「お食事タイム」は本来楽しいものですね。
子どものためにいろいろ考えて、せっかく準備したのに、いざ食事時間になったら、なかなか食べてくれなかったり、途中で飽きて立ち去ってしまったり…。
「なんで~?」と思うことありますよね。どうしたらそのお悩みが解決できるでしょうか。
大事なのは、お子さんの「生活リズム」です。よく言われていることですが、「早寝・早起」き、そして、思いっきり遊んで思いっきり笑って!親子で「おなかがすいた~」と感じることができる生活を送ってみてください。生活リズムを整えるカギは早寝とよく言われますが、「早寝」するには 夕ご飯の時間がカギです!
そして、どんなに小さなお子さんも、家族のみんなと食亊を楽しみたいと思っていると思います。「おいしいね」とか、「お味はどう?」など会話を楽しみながら、一家団らんの時間を作ってみてください。
②子どもと一緒にいる時間が増えましたが、何をして遊べばいいのか分かりません…
子どもと一緒にいる時間が増えるって、とてもいいことですね。公園にいったり、一緒に何かやってみたりすることも楽しいのですが、もっと簡単な方法があります!
例えば小さい赤ちゃんなら、手や足に触れ、目と目を合わせて優しく語りかけてあげるのもいいですね。動き出した赤ちゃんなら、一緒にハイハイしながらおうち探検も楽しいですよ。大きくなったら、一緒にお掃除したり、クッキング体験もお勧めです。お手伝い遊び という感覚で生活を一緒に楽しみましょう。
そして一番のお勧めは親子で息抜きタイム。「何をするのでもなく、なんとなくだらだらと過ごす日常」もまた、大事な時間です。
③寝かせ付けで困っています
ご飯を食べて、お風呂に入って、ほかほかした状態で布団に入り、子どもが選んだ絵本を2~3冊読んで「おやすみなさい」…となるといいのですが、うまくいかない時もありますよね。だからと言って、タブレットで動画を見せたりするのは脳が興奮するので逆効果です。また、日中に動画やゲーム等タブレットを使いすぎていると、なかなか眠くならないようです。
毎日早起きして、体を沢山動かす遊びを楽しめると、寝かせつけが少しだけ楽になるかもしれません。
④公共の場で泣いた時にどうすればいいか分かりません…
電車やバスの中でぐずったり・大泣きしてしまったという経験、ありますか?
周りの目が集中してしまうようで、親としてはつらいですね。でも、本当につらいのはお子さんです。そんなときは、パパとママはまず深呼吸。次に、お子さんの表情を見て、どうしてほしいのか考えてみてください。泣き声はそんなに気にしなくても大丈夫。もしかしたら周りの人は、「大変だな~」とか「お子さん、元気だな~」と思っているかもしれません。案外、パパとママが、お子さんをあやしたりしている姿に、ほっこりしている人がいるかもしれません。
公共の場に出かけるときは、お子さんの体調やタイミングを考えつつ、お子さんが好きなアイテイムを二つ三つ準備していくことをお勧めします。
⑤大事なことを子どもに伝えたいけどどうしたらいいですか(しかり方・怒り方)
どんなに小さくても、大人の本気はわかります。パパとママが大事だと思った事は、しっかり目を見て、わかりやすい言葉で、何を伝えたいか感じ取れるような言葉で伝えましょう。そして、その事を子どもが理解したと解ったら、いっぱいほめてあげてください。保育の現場では「こどもに小言を言わない」という表現をよくします。「子どもに伝えたいことは、シンプルに。理解したときは一緒に喜ぶ」ということが大事だと思います。
⑥おじいちゃん・おばあちゃんと方針が合わないんです…
核家族が時代の主流になって、もうずいぶん経ちました。
久しぶりに会ったおじいちゃん・おばあちゃんから、いろいろ言われちゃうのが困るという悩みをよく耳にします。
おじいちゃん・おばあちゃんは、かわいいお孫さんの成長が何よりも楽しみなのではないでしょうか。あまり固く考えず、時には育児のアドバイスをお願いしてみるのもいいかもしれません。だって、今のパパとママを立派に育てたご両親です。良いヒントがもらえるかもしれませんよ。
いろんな情報を集めて、お子さんにとって最もいい方法を選択するのはパパとママですからね!