連載第10回:市川 毅さんの「パパのカメラ」
パパのカメラ
「想い出の記念写真」を撮るコツは?
観光地へ行き、旅の想い出に、皆さんどのような記念写真を撮りますか?多くの場合、近くにいる人に「撮っていただけませんか?」とお願いしているのではないでしょうか?そして初対面の相手に、なかなか笑顔も作れず緊張した顔になっていたりします。またお願いしたからには、「良く撮れていないので、もう一度、撮ってください」とも言えず、形だけの記念写真になっていませんか?(写真①)
次に多いのは三脚+セルフタイマーで撮影するパターン。しかしこれも撮れて2枚?3枚以上撮影しようものならブーイングが起こるかもしれません。想い出の記念写真を、たった2枚にかけるのは、あまりにもリスキーです。
≪リモコン操作でシャッター≫
もしカメラがリモコン対応であれば、「ハイ!チーズ!」と言わずに、リモコンを使って連写でたくさん撮りましょう!まだまだカメラのリモコン機能の認知は低いためカメラが勝手に連写をする姿は滑稽で、自然と笑顔になりますのでお試しください。また多くの写真から厳選できます。(写真②)
≪乱れシャッター≫
三脚で撮影後、もう少し余裕があれば、記念写真のため整列した皆さんの中に飛び込んで連写で撮るのはいかがですか?可能であればノーファインダー撮影で、そして「良い笑顔してますね~」など笑わせながら撮りましょう。(写真③)
そして多くの写真を1枚に合成すると、いまだかつてない記念写真が出来上るはずです。(写真④)
≪こっそりシャッター≫
もし2家族以上で旅行に行く機会があったら、家族の記念写真はこっそりと撮ってあげましょう!この撮影にはテクニックはいりません。そしてその家族にとっては素晴らしい想い出記念写真になることでしょう。(写真⑤)