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【港北区】本格派の迫力 ひげじいの紙芝居

【港北区】本格派の迫力 ひげじいの紙芝居

場所:菊名コミュニティハウス
日付:2023年1月14日(土)

小雨が降り続く寒い中、13名以上の親子が集まり、菊名コミュニティハウスで「本格派の迫力 ひげじいの紙芝居」が開催されました。
紙芝居を行っている“ひげじい”こと大森厚(おおもりあつし)さんは、(財)子どもの文化研究所所員、紙芝居文化推進協議会会員。「子どもの心にお話しの心を届けたい」という想いで、20年以上、親子に向けた紙芝居や読み語り等を行っています。この日読まれた紙芝居は『でんしゃがくるよ』、『ふうちゃんのそり』、『てぶくろかいに』(童心社)の3つ。まずは、始まりや終わりの合図になる拍子木の音の聞き比べや、「よよよい よよよい よよよい よい」という音頭を手拍子で練習してみることなどからスタートしました。そして紙芝居が読まれると、子どもだけでなく大人もぐいぐいと物語の中に引き込まれ、まるで子どもに戻ったような表情で紙芝居を見つめる様子がみられました。
終演後、大森さんに紙芝居の魅力を尋ねると、「読み手と聞き手が生で出会い、その場と空間を共にできる紙芝居は、“未来完了の芸術”です。「うちの子はまだ小さくて、この物語はよく分からないと思うので…」とおっしゃる親御さんもいますが、私は“その時は分からなくてもOK”だと感じています。物語の内容を1から10まですべて理解できなくても、何かがお子さんの心に残って、成長の糧になることもあります。また、その時に感じた問いや疑問が、成長する過程、もしくは十分に大人になってからでも、何かの拍子に“答え”として返ってくることもあるかと思います。ぜひ、お子さんと一緒に親御さんも、紙芝居や素話などをゆったり楽しんでみてくださいね」と話してくれました。
菊名コミュニティハウスでは、この他にも様々な講座やイベントが開催されています。詳細はHPをご確認ください。(はやしあさみ)