連載第13回:遠藤 亮介さんの「自然体で外遊び」のススメ
「自然体で外遊び」のススメ
冬こそプレイパークにいってみよう ~その2
この冬はひさびさに雪がたくさん降りましたね。皆さんいかがでしたか?
僕は朝からやたらと興奮して、子どもとひと遊びしてから仕事にいきました。こんな日に寝ていたらもったいない!!くらいの気持ちでしたね。
職場であるプレイパークは雪の日でもやっています。ここぞとばかりに遊びました。
さて、そのプレイパーク、このコラムで何度か触れていますが、焚火とおもちゃ以外にも紹介したいことがまだまだありますのでもう一回お付き合いください。
【ロープ遊具の柔らかさ】
プレイパークにはよくブランコやハンモックといった手作りのロープ遊具があります。ブランコなんてどこにでもあるじゃない、と思われるかもしれません。だがしかし。普通の公園にある既存の鉄製ブランコとは違います。ロープを木に結んで竹や木材で座面を作っています。このロープのブランコは鉄製となにが違うかというと、乗り心地が「柔らかい」のです。この乗り心地は体験してみないとわかりません。是非とも親子で乗って一緒に体感してもらいたいものです。
「異年齢の子どもとの関わりの場・子どもの同士の遊びの様子」
父親のみなさんは自分のお子さんが他の子どもと関わっているところを見る機会が少ないのではないでしょうか?子ども同士で一緒に遊んでいるところ、逆に物の取り合いとかでケンカしているところを見たことはありますか?
まだ1歳・・・とか小さいからといって侮るなかれ。子ども同士のやりとりの中には色々な感情が溢れています。それを子どもがどうやって表現しているのか。どんな表情をするのか、気になりませんか?
僕は子どもと遊ぶのも好きなんですけど、子どもが遊ぶのを見てるのも大好きなんです。子どもが他の子どもと遊んでいる姿を見て「今こんなこと考えてるんだろうな~」とか「あ、今のはきっといやなんだろうな~」といったことを想像するのがおもしろくてしょうがないのです。
年上に遊ばれたり同年代と遊んだり。プレイパークでは異年齢の子どもが集まるので自分のお子さんがどんな子どもたちと、どんな関わりをするのかをじっくりみることのできる機会が多いです。
その時には・・・
① あまり近づきすぎないように一歩引いてみる。
② 子ども同士のことだから必要以上に手出し口出しをしない。
③ 見たことをお母さんに「今日うちの子ったらさ~」と感じたことを伝える。
の3つがポイントですね。特に③は大切かと(笑)
是非お子さんのいろんな仕草を見て、それを家族でおもしろく話してほしいと思います。
横浜のプレイパークのホームページはこちらからご覧ください。
(横浜市内には20か所のプレイパークがあります。場所によって開催日や内容も変わってきますのでご注意ください。)