連載第17回:遠藤 亮介さんの「自然体で外遊び」のススメ
「自然体で外遊び」のススメ
お父さんの好きな遊びを!
あたたかくなってきて、プレイパークでは水遊びする子どもも出てきています。いよいよ外で遊ぶにはぴったりのシーズン到来です。皆さん遊びに行きましょう~
さて、このコラムも今回で最後になりました。
最後は自分が一番だと大切だと思うことを書きたいと思います。最後までお付き合いください。
なんで外で遊ぶのか???
僕自身はあまり外で遊ぶ子どもではなかったんです。でも、なぜ子どもと外で遊ぶのをお勧めしているか、というと。単純に外が楽しいんですね。家の中での遊びがつまらないとは言いません。家の中にも面白いことは沢山あります。
でも、家の中でできないことが外だと思う存分にできるんです。思い切り走りまわっても、どんどん音たてて歩いても、ぎゃーぎゃー騒いでもいい。ぐちゃぐちゃに汚したって服だけですむ。外だと誰かに会えるかもしれない。土とか砂とか水とか。
葉っぱとか花とか。暑いとか寒いとか。シャボン玉とかこまとか。犬とか猫とか。子どもたちの好奇心を掻き立てる沢山の物事で溢れています。
狭い室内じゃなくて、屋外で開放的に子どもと遊びたい、という気持ちからきています。ここで自分の一番のポイントは「外で子どもを遊ばせたい」んじゃなくて「外で子どもと遊びたい」ってことなんです。自分が子どもと遊びたい、という気持ちから外で遊んでいます。
お父さんが好きなことを子どもとやろう
でも、子どもと外で遊びたいと思うけど、なにしていいかわからない、休みの日はなんとなく買い物にデパートに行く、というお父さんはどうしましょう?
そんなお父さんは自分が好きなことを子どもと一緒にしてみたらどうでしょう?難しく考えすぎずに。年齢で早すぎる、ということはないと思うんです。
たとえば、サッカー好きならボールをただ転がすということからでも充分遊べます。
電車やバスが好きなら一緒に外に見にいくだけでもいいと思います。親子の秘密のスポットを探してみては。
料理が好きなら砂場で色々作ってしまったらどうでしょう?ハンバーグやケーキが並ぶのでは?
海が好き、動物が好き、写真が好き、お父さんが好きなことで子どもと遊ぶ。
どうせ遊ぶなら子どもだけじゃなくてお父さんだって楽しく遊びたい。お父さんの好きな遊びを子どもと一緒に。それはきっと子どもにとってもおもしろくて、立派な遊びになると思うのです。
子どもと遊ぶお父さんが増えたらいいな、と思っています。今回のコラムでそんなお父さんがちょっとでも増えてくれればと願って書きました。なにぶん不慣れなもので読みにくいところも多々あったと思いますがご容赦ください。
子どもは遊びながら成長していきます。家の外にはたくさんの遊びで溢れています。そんな無限の遊び場でお父さんと一緒に遊ぶのは子どもにはとてもうれしいことだと思うのです。
どこかでうちの親子を見かけたらぜひとも声をかけてください。
「子育て」と「父育ち」を一緒に頑張りましょう!!
横浜のプレイパークのホームページはこちらからご覧ください。
(横浜市内には20か所のプレイパークがあります。場所によって開催日や内容も変わってきますのでご注意ください。)