- トップメニュー|検索

お役立ちネタ帳

連載第2回:市川 毅さんの「パパのカメラ」

パパのカメラ

アングルを楽しもうよ!

ある日の夕暮れ。家族と一緒に散歩をしながら娘を撮影していたところ、一眼レフを持った老夫婦が微笑んで私たちを見ていました。初老の女性は、私に言いました。
「最高の被写体をお持ちですね!」
私は「よろしければ、どうぞ撮ってください」と言うと、初老の女性の目が輝き「カシャ!(写真①)」。
その後、撮影いただいた写真をみて気付かされました。パパにはどんなプロカメラマンにもかなわない、最高の被写体がいることを!
私は娘の誕生を機会に一眼レフを購入。プロカメラマンではありません。ただし週末ともなれば、プロ顔負け数千枚を撮影する家族専属カメラマンです。
そんなパパのカメラの楽しさを皆様に少しでもご紹介できればと思い5回連載でご紹介させていただきます。

≪アングルを楽しもう≫
「ローアングル」は、それだけで写真の魅力が高まります。なぜなら人は普段見られない角度からの光景に、興味を持っている為。可能なかぎり低く撮影してみましょう。
写真②のブランコは空へ飛んで行くほど激しく揺らしているようにを見えますが、実はほとんど揺れていません。(ローアングルは迫力が増加します)

写真③は何を見て笑っていると思いますか?実は、娘と私は見つめあいながらお話し中です。そっと横から撮影してみました。この撮影法をノーファインダー撮影といいます。ノーファインダー撮影は、カメラを覗かずに撮影する方法で、相手に悟られず、自然体を撮影するのに役立ちます。
ローアングル&ノーファインダー撮影の組合せは、迫力ある決定的な瞬間を見逃しません。

写真④は水に顔をつけられるようになったと、娘がパパの前で急に顔を水につけた瞬間です! 失敗作も多くなるため連写で極力多めに写真を撮影しましょう。

また、応用編で、カメラを上に向けて芝生に置きました(写真⑤)。セルフタイマーかリモコンで撮影すると飛行機遊びが、本当に飛んでいるような娘の姿が撮れました。これはさらに応用で青空をバックにしたい集合写真にも使えますので試してみてくださいね!

市川毅(いちかわ つよし)(43)

結婚10年目で待望の娘が誕生!年の差40歳の彼女はパパに色々なことを教えてくれます。太陽が暖かいこと、そよ風が気持良いこと、家族が輝いていること。そして今が幸せであること・・・。住んでいる地元・川崎でパパのネットワークに奔走しています。