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地域のパパ講座情報

【緑区】いっぽパパママ講座「一緒に楽しく子育てするには?」

【緑区】いっぽパパママ講座「一緒に楽しく子育てするには?」 【緑区】いっぽパパママ講座「一緒に楽しく子育てするには?」 【緑区】いっぽパパママ講座「一緒に楽しく子育てするには?」

会場:緑区地域子育て支援拠点「いっぽ」

開催日:2016年2月20日(土)

「あなた自身が”楽しい”と感じる時、そして子育てについて楽しいと感じるのは、どんな時ですか?」。ママに対して、こんな質問からスタートした『パパママ講座”一緒に子育て”』。

今回の講座は子ども向けではなく、パパとママのコミュニケーションや夫婦の絆を深める内容となっています。当日は7組の夫婦と、その子どもが講座に参加しました。

講座を主宰するのは、横浜市内で”どりいむ保育園”を運営する割田ご夫妻。夫である割田修平さんは健康心理カウンセラー、妻の節子さんは助産師として活動を行い、夫婦関係や育児などに関してのカウンセリングも行っています。

まず、会場ではママとパパが別室に分けられ、ママたちが先にワークを行います。その間、パパたちは子どもと他の部屋で遊びながら待つ時間になります。

ママたちから出た”楽しい”の回答は、「カフェでお茶をする」、「子どもと遊ぶ時間」、「家族で過ごす時間」、「子どもの成長」などでした。この質問によって、自分がどんなことをしている時に楽しいを感じるのかを再確認します。続いて紙が渡され、「どんな家庭にしたいか、そしてその家庭を実現するには、あなたはどんな役柄になりますか。その役柄になることで、夫や子供に何を与えられると思いますか?」の質問です。これには、「笑いの絶えない家庭にしたいので、私はいつも明るい役柄になります。それによって、夫や子供に元気を与えられます」などの回答が出ました。

「自分の両親や世間の刷り込みによる理想の父親・母親像を自分の家庭に当てはめようとするから、つらくなってしまうんです。役柄だと捉えて考えると、自分にとって最適な家庭の形や母親像が見えてきますよ」と、割田夫妻。

続いて、ママとパパが交代します。パパにも同じ質問が行われ、「料理やドライブが楽しい」、「明るい家庭にしたいから、自分はボケ役になって家族を笑わせる役柄になります」など、パパたちも真剣にワークを行いました。

その後は、パパとママがお互いの回答を見せ合う時間。「理想の家族像や役柄が同じような内容で、びっくりしました!」という夫婦が多く見られました。そして最後は、1分間にお互い何個「ありがとう」を伝えられるかのゲームです。割田さんによると、1分間は以外に長いので、「お仕事してくれてありがとう」「ご飯をつくってくれてありがとう」など役割について感謝を言った後、本当に伝えたい言葉が出てくるそうです。パパから、「結婚してくれてありがとう」、「出会ってくれてありがとう」という感謝の言葉が出ると、涙を浮かべるママも。ママだけでなく、伝えるパパの顔もなんだか幸せそうでした。

子どもと遊んだり、オムツを変えたりすることだけがイクメンではなく、ママに感謝や愛情を伝えることも家庭円満に繋がると実感した1日でした。「何だか奥さんとうまくコミュニケーションが取れていないな」と感じる時こそ、各家庭でお互いに”ありがとう”を伝えあってみてはいかがでしょうか(はやしあさみ)。