会場：磯子区役所

開催日：2015年9月12日（土）

これから出産を控えているプレママや、プレパパのために開催された『新米パパの育児教室』。幸せいっぱいだけれど、少し不安な気持ちもあるママと、それを支えたいパパの20組が磯子区役所に集合しました。

まずは、ある家庭の出産までを追ったドキュメンタリーを全員で見ます。

物語の中で”お腹の中にいる時から、パパが積極的に話しかけてあげるのが大事”と語られました。パパがたくさん話しかけてあげると、産まれてきてからのコミュニケーションもスムーズになりやすいそうです。

次は、”産後のパパのサポートは？”をテーマにした助産師さんのお話タイム。産後のママは、慣れない赤ちゃんのお世話や家事などやることが盛り沢山です。そんな中、パパが言わない方が良いNGワードを教えてもらいました。それは、「お皿洗ってあげたよ」など”やってやった”感を出すような言葉と「なんで一日中家にいて、家事が全部終わっていないの？」。ママを追い詰めてしまうことになりかねないので、パパは言わないように注意しましょう。

その後は、人形を使って沐浴の練習をしたり、心音を二人で聞いたり、8か月の胎児の重さを身体につける妊婦体験です。この体験にパパからは、「手がすべって落としそうで怖い」、「心音を始めて聞いて感動！」、「胎児がこんなに重いとは。掃除機をかけるのも、横になって眠る体勢もつらい…」などの感想が出ました。

最後は、磯子区在住で実際に3か月や5か月になる赤ちゃんの子育て真っ最中の夫婦3組によるお話会で終了です。先輩パパの「飲み会の回数を減らしました」、「妊娠中は仕事から帰る妻を毎日送迎しました」の言葉に、会場のママの中には、ちらりとパパの顔を見る姿も。

まだ見ぬ赤ちゃんのために、パパになる心の準備を深めた1日。受けた後、より赤ちゃんに会うのが楽しみになったのではないでしょうか。また、パパと一緒に参加することにより、ママも安心して講習を受けることが出来ました。

磯子区役所では、この他にもパパやママ向けのイベントを開催しています。（はやしあさみ）