【青葉区】パパ講座「産前・産後の心と体の変化」
2015年7月18日 (土)
開催日:2015年7月18日(土)
パートナーが妊娠中のプレパパ、子どもが1才までのパパを対象に、青葉区地域子育て支援拠点ラフールにて、”産前・産後の心と体の変化”をテーマにしたパパ講座が行われました。
参加したのは、8か月になる子どもを持つパパと、これから初めての出産を体験するママがいるプレパパたち6名です。
横浜に引っ越してきたばかりというパパ、友人に誘われて来た、妻が里帰り出産中なので勉強に来た、など、参加の動機はさまざま。ですが、全員が産前・産後のママの心と体の変化を知って、ママを支えようという優しいパパたちです。
まずは、助産院バースあおばの助産師 下村義子さんのお話です。産前・産後の女性のホルモンバランスや体の変化などのお話と共に、”父親度チェック”が行われました。これは、[今、妊娠何週目で赤ちゃんの大きさがどれくらいか知っている]、[脱いだ洋服をちゃんと片付けている]などの10項目。参加しているパパたちは、[家に早く帰るようにしている]以外はみなさん満点。心がけてはいるものの、残業などの事情で早く帰宅するのは難しいようです。
出産時や産後のパパの役目については、”横浜の産み育てを考える会”代表の金子美津子さんからもお話がありました。
「現在、産後うつにかかってしまうお母さんは10人に1人いると言われています。妻の変化に気づいてあげられるのは、夫だけです。疲れて帰宅するのは妻も分かっていますが、話しを聞き、共感してあげて下さいね。子どもが3~5才になるまでに、どれだけ妻をサポートしてあげられたかで、今後20年の妻からの対応や愛情が変わりますから。」
長く夫婦円満を続けるためにも、子どもが産まれる前からきちんと話し合いが出来るような関係を築き、一緒に子育てしようと大いにアピールし、実行することが大切になるそうです。
参加したパパから「産後数カ月の行動で4年は安泰だと聞いていたので、頑張りましたよ!」という説得力のあるアドバイスも聞くことができました。
パパたちが真剣に耳を傾ける中、講座はあっという間に終了。「仕事の兼ね合いで、立ち会いや出産時の対応を悩んでいましたが、すぐに飛んで行こうと決心がつきました」と感想を言うパパもいました。
今日のこの講座が、今後のパパたちの育児やママとの関係に役立つことは間違いなさそうです。
青葉区子育て支援拠点ラフールでは、これからもたくさんのイベントを予定しています。詳細はコチラから。(はやしあさみ)