【都筑区】パパと楽しむ夏のおはなし会
2015年7月4日 (土)
開催日:2015年7月4日(土)
「どんな絵本を読ませたら良いのだろう?」、「子どもが聞き入るような絵本の読み聞かせ方法が知りたい!」。
そんなパパたちの疑問に応えてくれる、”パパと楽しむ夏のおはなし会”が、都筑区子育て支援センターPopola(ポポラ)で開催されました。
今回の対象は、1~3才までの子どもとパパ12組。教えてくれるのは、都筑図書館の司書の方達です。
まずは、子どもたちをパパのお膝の上に乗せ、わらべ唄の『おすわりやす』を歌ってスタート。膝に立ってジャンプしたり肩車をしてもらったりと、ダイナミックな動きをさせてくれるパパに子どもたちは大喜びです。
そして、絵本『もこもこもこ』、『おばけがぞろぞろ』などの読み聞かせに入ります。絵本の絵を見つめ、司書さんの声にパパも子どもも釘付け。普段、絵本に興味が少ないという子も、じーっと聞いています。
司書さんに、年齢や性別の違いに合わせた、絵本選びのコツを教えてもらいました。
「0~1才までは、絵がはっきりしていて、ぶっぶ~ぶっぶ~など、言葉の響きや繰り返し、リズム感が良い絵本がおすすめです。子どもと一緒に遊ぶおもちゃ感覚で絵本を使ってみて下さい。
1~2才の子どもは、猫や犬、食べ物など身近にあるものが描かれていると喜びます。この頃になると、単純な展開がある絵本も理解が出来るように。
2~3才になると、自分が主人公と同一になれるストーリーや昔話なども子どもは好きですよ」とのこと。
また、絵本選びに困ったら、図書館を利用してみるのもおすすめだと言います。
「読み聞かせる時のポイントは、”大人も楽しんで読む”ことです。絵本を読み聞かせることの効果を期待せず、自由に、子どもと一緒に絵本を楽しんでください。パパとママが楽しんでいる姿は、子どもに伝わります。」
最後は、実際に子どもが絵本を選んで、パパに読んでもらう時間です。『でんしゃがうたう』という絵本を選んだ男の子は、パパの読み聞かせが大好きだったのか、途中で読むのを止めると泣きだしてしまう場面も。どの子もパパの大きな膝の上で、安心しながら絵本の世界に聞き入っていました。
絵本の読み聞かせの後は、都筑区子育て支援センターPopola(ポポラ)で遊んで帰る姿もありました。同センターでは、第一土曜日にパパ向けのイベントを開催中です。イベントの予定はコチラから。(はやしあさみ)