2014年５月５日(祝・月)

会場：吉野町市民プラザ

「０歳から楽しめるクラシック」として、ピアニスト・新居（あらい）由佳梨さんをお迎えしてのコンサートが行われました。多くの親子が来場し、心地よい音色に耳を傾け、こどもの日の良い思い出となったようでした。

コンサート当日、ホールは多くの親子でにぎわい、ほぼ満席という大盛況。そんな中、美しいエメラルドブルーのドレスに身を包んだ新居由佳梨さんが、鍵盤ハーモニカを弾きながら登場。曲は、思わず踊り出したくなるような、くるみ割り人形の『行進曲』（チャイコフスキー作曲）です。

続いて、ピアノの大きな音から小さな音までを１曲の中で体験できるという『鐘』（ラフマニノフ作曲）をグランドピアノで披露。パパやママはもちろん、子どもたちの興味をあっという間に、引きつける展開はさすがです。

お次は、ピアノのお話。グランドピアノとアップライトピアノの音が出る仕組みをそれぞれわかりやすく説明してくださいました。

構造上、グランドピアノは連打が得意ということで、連打はもちろん難しいテクニックが詰まった『ラ・カンパネラ』（リスト作曲）が演奏されました。

『トルコ行進曲』（モーツァルト作曲）では、みんなが手や足でリズムを取り、会場全体で１つの音楽が出来上がっていました。

『動物の謝肉祭』（サン＝サーンス作曲）では、ライオンやカンガルーなどがピアノの音でどのように表現されているかを想像して楽しむことができました。

最後は『さんぽ』（映画「となりのトトロ」より）をみんなで歌って、コンサートは終了。大人も子どもも大いに楽しんだ、あっという間の45分間でした。

コンサートの後には、造形ワークショップ「こいのぼりを作ろう！」も開催。こちらでも、多くの親子が世界でひとつのこいのぼりを作り、ゴールデンウィークの楽しい１日を過ごしました（おかみつ）。