会場：神奈川区地域子育て支援拠点「かなーちえ」

東日本大震災から間もなく２年が経とうとしています。あの日以来、震災に対する考え方も大きく変わりました。とくに小さなお子さんがいる家庭では、家具の転倒防止など、前もって対策を施しているという声も多く聞かれるようになりました。

そうした中、横浜市こども青少年局と男女共同参画センター横浜北が主催し、地域子育て支援拠点「かなーちえ」の協力のもと「子育て家庭の防災サロンinかなーちえ」が行われました。

当日は15組の参加者が集い、白藤香織さん（男女共同参画センター横浜北）を中心に、防災クイズや外出時の災害を想定した際のアドバイス、各種のワークショップなどを行い、家庭で行う災害対策、万が一のときの心構えなどについての理解を深めました。

資料として配られた「YOKOHAMAわたしの防災力ノート」「防災マップ」などを真剣に読み込むパパたちの姿が印象的でした。家庭での災害対策には、パパたちの協力も必要不可欠ということなのだと思います。

また、横浜市が提供している防災情報には、以下のようなものがあります。

●横浜市防災情報Ｅメール

河川水位、地震、津波、気象警報・注意報、緊急のお知らせや天気予防などを送信。

●わいわい防災マップ／ハザードマップ

災害発生時に予想される危険性、危険に備えるための情報を横浜市のHPにて公開。

●帰宅困難者一時滞在施設検索システム

発災時、現在地の最寄りで受け入れ可能な一時滞在施設と津波避難施設を検索できます。

スマートフォン　、携帯電話

自分の命はもちろん、大事な家族を守るためにも、日頃からの対策や緊急時の連絡の取り決めなどを今一度見直してみる。こうした形での育児参加も、地震大国・日本では大切なのかもしれません。（おかみつ）