【中区】イクメン&イクじいのための幼児安全法講座
2012年11月17日 (土)
中区では初となる、男性限定「イクメン&イクじいのための幼児安全法講座」が中区地域子育て支援拠点「のんびりんこ」で開催されました。
もし、あなたのお子さん(お孫さん)が突然ケガをしてしまったら? 心肺が停止してしまったら? そんなときに役立つ方法を8名のイクメン&イクじいが学びました。
今回の講座は、日本赤十字社神奈川支部中区地区委員会、横浜市中区社会福祉協議会、そして「のんびりんこ」による共催。日本赤十字社神奈川支部の指導員、細川順一さん・章子さんにご指導いただきました。
最初に教わったのは、家庭での事故の予防方法。乳幼児の目線で危険なものがないかをチェックする必要性などを学びました。
休憩をはさみ、子どもたちが異物を飲み込んだ場合の「気道異物の除去」、胸骨圧迫と人工呼吸による「心肺蘇生法」、「AEDの使い方」、「とっさの事故の応急処置法」を学びました。
参加者全員男性ということもあり、最初は緊張した雰囲気でしたが、実習が進むうちにそこかしこに会話が生まれ、次第に和やかな雰囲気に。
「大人向けの心肺蘇生法やAEDの使い方を知っていても、圧迫の強さなど、子どもならではの注意点がいろいろあって、勉強になりました。すべてのパパ&プレパパにおすすめしたいです」「自分の子どもだけでなく、近所の子どもたちの万が一の場合にも役立てたらいいと思います」という声もあがっていました。
最後は参加者全員に「赤十字幼児安全法短期講受講証」を授与。なるほど、家事や育児のお手伝いだけでなく、こうした形での育児参加、また地域への貢献ということも、イクメン&イクじいの選択肢の一つになり得るのですね。そんな新たな発見もある講座でした。(おかみつ)