会場：泉区 おやこの広場 ぽっぽの家とつぼみの広場

ぽっぽの家で行われているパパ講座第２回目のテーマは「子どもの事故予防」。当日は６組の親子が参加し、パパたちも真剣に話に耳を傾けていました。

お話してくださったのは、理学療法士の稲坂恵さん。長年、横浜市管轄の病院で多くの患者さんたちのリハビリなどに携わってきました。

子どもの死亡原因のトップは、不慮の事故。”まさか！”ということで子どもは致命的な事故を起こすため、事故を起こさない環境作りが重要になります。

とくに乳幼児に多いのは、「窒息」「転倒・転落」「火災・煙」「溺れ」。全国の事例をもとに、予防の大切さが伝えられました。その上で「パパにできることはたくさんあります」と稲坂さん。

たとえば、危険な場所(用水路など)との境になっている金網が破れていたら直す（もしくは管理者へ連絡）、お風呂では夫婦で協力して子どもから目を離さない、ライターなどを子どもの手の届くところに置かない、子どもの背が届く位置にあるブラインドのひもは短く束ねておく、など。会場のパパたちはうなずきながら、自分にできることを再確認していました。

その後、横浜市泉区を拠点に子どもの事故予防推進活動を行う非営利団体「Safety Kids いずみ」代表・太田由紀枝さんらによる、子どもの事故予防の紙芝居「どっちがよいこ？」も行われ、クイズ形式で子どもたちも一緒に安全に遊ぶスタイルを学びました。

不慮の事故を防ぐためのちょっとした心がけ。わが子はもちろん、周囲にいる子どもたちにも、気を配っていきたいものです。（おかみつ）

※この事業は横浜市地域におけるパパ講座事業として開催するものです。