【港南区】「参加しないと分からない救急講座」
2011年10月22日 (土)
会場:港南区役所別棟2階会議室
港南区地域子育て支援拠点「はっち」主催、港南区子ども家庭支援課共催の”パパも一緒に「小児救急講座」”を受講しました。
事前に予約した約30名の親子が参加し「万が一」の為に備えた実践を含む講座には、おじいちゃんと一緒に参加されているママもいました。
また講座の間は、スタッフによる同室見守り保育や別室保育等のサービスをおこなっていたので、皆さんしっかりとメモ等を取りながら受講・実践に取り組んでいました。
まず、小児救急の場合一番大事なのは「予防」。特に乳児や小さい子どもは大半を家で過ごします。事前に家の中にある誤飲しそうなものは子どもの手の届かないところにおくなど、ちょっとした対策を取ることで事故を防げます。「誤飲を注意する目安として、トイレットペーパーの芯の中を通せる大きさのもの」という指導がありました。
どの親も我が子は怪我をしないと思いたいものです。ただし、万が一の事があった時、どのような応急手当を取ればいいかご存知ですか? 特に心臓や呼吸が止まってしまうような重篤な状態の時には、救急車が来るまでに何らかの処置をしないと命は助かりません。この時に役立つのが「救命手当の心肺蘇生法」。今回の講座の様ように実践することにより身に付き方が全く違います。自分も学生時代に受講した経験がありますが、定期的に受講した方が良いと思いました。
横浜市消防局によると昨年の救急車の出場件数は158,631件。1日あたり435件、3分19秒に1回の割合です。この数値を見ると2つのことが考えられます。1つ目は適性な利用が大事。2つ目は、地域に数台しかない救急車は、到着までの時間がかかってしまう可能性があります。だから心肺蘇生法・AEDの利用は非常に重要になってきます。
レポートでは伝えきれないことが沢山あります。ぜひ一度地域や自治体で実施されている救急講座や小児救急講座に是非参加してみてください!(北田パパ)