【神奈川区】「パパと子の散歩タイムが変わる!達人と歩く身近な自然のへ~体験」
2011年3月26日 (土)
場所:神奈川区地域子育て支援拠点 かなーちえ
主催:NPO法人親がめ
2月から4回連続で開催してきたパパ講座の最終回。
今回は、五感教育研究所の森林インストラクター、高橋良寿さんが講師です。
13人のパパと子ども、ママが集まり、初対面のパパもいる中で、まずは丸めた軍手一つををボール
がわりに みんなでパスキャッチ。お互いの顔を見て、名前を呼んで、距離を考えて投げる…全員で一つの
ボールに集中する ことで、一体感が生まれ、自然と笑顔になりました。
そんなアイスブレイクタイムの中、高橋さん曰く「集団の中で個人が認められる。そうすると、素直に自分を
出せる。それがやがて、家族の中でも意見を言い合えるようになってくるんです。こういう体験が大事なん
です。」一見、単純な遊びのようですが、実は奥が深いことに気づかされました。
そのあと一度、室内に入って、風車(かざぐるま)作り。空が晴れ、風の吹いている日だったので、高橋さん
が急遽、準備をしてくださいました。必要な材料は、厚めのカラー紙と竹、竹串、定規、はさみ、千枚通し、
ビーズ。紙を切って、穴を開けて、とめて…作業は簡単だけど、実際に自分で作ることはなかなかないの
では?できあがった風車が回るとパパも子どもも笑顔になっていました。
複雑な手の動きを必要とされる、道具を使ったおもちゃ作りや草花遊びを、ぜひ、子ども達に届けていき
たい!体験を通したメッセージが響きます。
風車を持って、再び外に。高橋さんが、近くに生えている植物を使って、自然の不思議や草花遊びを伝授
してくれました。実際に植物の構造を目で見て、手で触って、においを嗅いで…新発見!!
内側にしか毛が生えていないハコベや、実は茎の形が四角形のホトケノザ、花韮(はなにら)は本当に
ニラのにおいがする、などなど…。(餃子が食べたくなってくるね~という声も!)
高橋さんは、五感を使うこと、様々な自然の不思議に気づくことの大切さを教えてくれました。いつも
なにげなく通っている自宅近くの道にも、新しい発見があるかもしれません。春になって暖かくなってきた
今日この頃…親子でおでかけしてみませんか?
(すずき)