【神奈川区】紙ヒコーキがつなぐ、智恵と人の輪
2010年8月28日 (土)
会場:かなーちえ(神奈川区地域子育て支援拠点)
チラシや書き損じの紙を用いた「紙ヒコーキ」、上から下にひらひらと舞い降りる「たんぽぽ」、八の字のような形でくるくると回り落ちる紙。パパたちも昔を懐かしんで大はしゃぎです。
この日、教えてくれたのは”紙ヒコーキ名人”こと堀江竹雄さん(81歳)。「飛んで飛行機、飛ばなければ紙くず」という堀江さんは、紙の折り方や切り方だけではなく、翼の角度などを巧みに調整することで、よく飛ぶヒコーキの作り方を教えてくれます。
かなーちえでは、「ちえのわタイム」という取り組みを行っています。育児はもちろん遊びに音楽など、さまざまな事柄について地域の「名人」が先生となって、ノウハウだけでなく人の輪をつないでいこうという狙いで、この日のイベントもその一環でした。
参加していたパパたちの声も聞いてみました。「2歳の娘のお気に入りは、牛乳パックで作るビックリ箱や読み聞かせなどで、イベントは大助かりです」(Mさん親子・写真中)。「子どもは7、3、2歳の3人で毎週来ています。男性の育児参加は徐々に増えていますが、育児休暇の問題など、制度上の本質はあまり変わっていない気がします」(Kさん親子・写真下)。「家だと狭くてこんなに動き回れませんよね。日中に動かないと子どもも夜に寝付きませんし、助かっています」(Iさん)。
名人の堀江さんは、”後継ぎ”がいないことを少し残念がっていました。我こそはと思うパパ! ぜひ後継者を目指して名乗りを上げてください!(文:Wa)