【南区】奮闘! おもちゃ病院の先生たち
2010年8月7日 (土)
会場:フォーラム南太田(男女共同参画センター横浜南) 会議室
「みなみ・おもちゃ病院」は、南区を中心に横浜市内や県内外で、壊れたおもちゃを診察・修理してくれる、パパや子どもたちの心強い味方です!
おもちゃを直してくれるボランティアメンバーは、現在計9名。代表の三上峰代さんを含めたドクター3名のほか、研修中の方や技術顧問などからなり、女性メンバーも2人います。09年度は、7か所の常設と定期開設病院で計586個のおもちゃを修理して、「治癒率」は88%というスゴ腕です。
親子連れの「患者さん」たちの修理希望の定番は「鉄道模型のプラレールとおもちゃのキーボード。最近では、通学時の携帯防犯ベルの持ち込みも増えています」(三上さん)。
おもちゃ「治療」のカギになるのが、モーターとスピーカーの交換で、テスターとハンダは「欠かせない治療道具」だそうです。「電子基板そのものが壊れていたり国内で入手できない部品が使われたりしていない限り、接触不良なども含めて大抵のものは直りますから、どんどん持ち込んでほしいです」と三上さん。
フォーラム南太田では共催事業として月1回開催しています。この日は、あいにくの猛暑にお盆休みが重なり、新規の患者さんの「来院」はなかったのですが、三上さんたちは、別会場に持ち込まれた防犯ベルを修理していました。なお、今年の4月からは横浜ベイクオーターなどでも修理を受け付けています。予約不要。
(文・クスモト)