会場：「はっち」

ウッドデッキに置かれた3つのたらいに水が張られ、猛暑のなか、0歳のベビーから未就学児までを連れた親子が水遊びを楽しみました。

ここ港南区の「はっち」では、地域の子育て支援の拠点として、08年からさまざまな催しや情報提供を行ってきています。

この日は第2土曜日を中心に月に1回催されているパパday。地域の父子やママも交えた家族たちが、「はっち」ご自慢のウッドデッキで水遊びを楽しみました。

「当施設を利用するお子さんの７割が0～1歳児ですが、まだプールに行けない、行ったことがないベビーたちのプールデビュの場にもなっています。ペットボトルの底に穴を開けて、ふたを閉めると底から水が飛び出る手作りおもちゃなども人気ですよ」（運営元の「NPO法人ちゅーりっぷ」理事長の渡辺ひとみさん）

パパとして参加していたOさん（29歳）と長男Yクン（10か月）父子（写真・中）にもここはお気に入り。「5月に川崎から越してきたんですが、妻にママ友ができなくて…。そんな時、はっちを知って通い出しました。子育て夫婦の知り合いもできたし、気軽にこられるので重宝しています」。

はっちは、保育関連の幅広い情報提供・交換の場ともなっています。「育児相談では助産士や栄養士を招いて専門的な観点からアドバイスをもらったりしています。またスタッフも育児中の人ばかりなので、パパママたちの子育てのお悩み相談にも、対等な目線からお答えしています」（渡辺さん）

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（文・くっさん）