【緑区】楽器づくりと音遊び ~演奏は人の奏でる音をよく聴いて
2010年8月7日 (土)
会場:「いっぽ」研修室
ひょうたんや木の枝、紙筒をつかった楽器づくり。
そんなユニークなワークショップを催したのは、緑区地域子育て支援拠点「いっぽ」の松岡美子さん。「おもしろい音楽はパパもママも、大人も子どもも、心の垣根を越えてひきつけます。子育てに音楽を、もっと取り入れたらと思って。」
この日は、「いっぽ」がアジア・アフリカの民族音楽の世界にトリップしました!
ひょうたんは笛やマラカスに、木の枝はダンバリンに変身。そして紙筒に絵を描けば、自分だけの「ディジュリドウ」が出来上がりです。
「ディジュリドウは、オーストラリア大陸の先住民”アボリジニ”が使っていた木管の楽器で、唇の振動だけで音を出します。」
集まった家族に、吹き方のレクチャーするのは千葉在住のミュージシャン「ポンぴ~シャカ サウンドクラブ」リンク(http://www.rhythm-com.jp/)の鈴木ゆうさんと、鈴木エージさん。
変幻な響きをもつディジュリドゥは、筆者も挑戦しましたが、息の吹き方にコツがいるようで、なかなか思うような音がでません。
「子どものほうが力んでないから、すぐに音がでますね~」
この後2人がリードして、参加家族全員の即興セッションがはじまります。
「他の人が演奏する音をしっかり聴いてくださいね。それに自分の音を重ねて、響き合わせて~」。童謡「ほたる」を奏でながら、ゆうさんが全員に呼びかけていました。
心から楽しみ、子どものように目を輝かせる大人、そしてそれを見てすくすく育つ子ども。参加した方々全員の願いが、音になって響きあったワークショップでした。
(文・ヒマルパパ)