場所：能見台地区センター
日付：2021年5月22日（土）

能見台地区センターにて、幼稚園や保育園の年長さんから大人までを対象とした「チャレンジ華道」が開催されました。この講座は、5月から7月までの間に3回開催される連続講座で、当日は5名の子どもと1名の大人、計6名の参加者が集まりました。華道を教えてくださる先生は、華道家元池坊いけばな教授であり、花育アドバイザーの土屋晴美さんです。土屋さんは「花を通して言葉だけでは伝わらない、道徳心や礼儀を感じとって欲しい」という思いから、中学校の華道クラブやフリースクールなどさまざまな場所で講師を務めています。
まずはじめは、心を込めた挨拶から始まりました。そして華道の流派についての説明があり、子どもも大人もしっかりと耳を傾けていました。その後は、使用するお花の紹介です。この日はガーベラ、ハイブリットスターチス、ニューサイランの3種類を使いました。花が登場すると子どもたちからは「このお花、背が高い」「良い香りがする！」などさまざまな感想が出ていました。
いよいよ花をいけていきますが、この日は“自由花”といって、その名の通り自由に花をいけていくスタイル。子どもと大人も花器に向かい、思い思いに花をいけていきました。それぞれ満足のいく形にいけた後、土屋さんがひとりひとりにちょっとしたアドバイスをされました。自由な発想でいけられた花はとてもいきいきとしていて、「初めてだったけどとても楽しかった」「お花と話した感じがした」など、子どもたちもとても嬉しそうな顔をしていました。
能見台地区センターでは、このほかにも子どもや親子向けの講座を開催しています。講座情報などはコチラをご覧ください（はやしあさみ）。