場所：保土ケ谷スポーツセンター
日付：2022年10月8日（土）

　横浜西谷を拠点に、サッカーを中心とした地域密着型の社会人スポーツクラブの運営を行っている「西谷AFC（西谷アスレティックフットボールクラブ）」と、「ほどがや市民活動センター アワーズ」が共催で開催している『モルック体験』。“モルック”とはフィンランド発祥のスポーツで、数字がかかれたスキットルという木製のピンに、モルックと呼ばれる木の棒を投げてあてて、点数を競うスポーツです。
　2022年度より体験会がスタートし、今回で5回目。毎回参加しているという常連さんの中には、小学生の男の子の姿もありました。今回は地域の学童クラブの子ども達、偶然通りかかったという親子、障がいを抱える低学年の女の子とママ、おばあちゃんと一緒に訪れた子など、計10組近い多種多様な参加者が集まりました。
　まずは西谷AFCのメンバーの指導の元、準備体操から始まりました。みんなで輪になり、身体をほぐしていきます。その後は大人と子どもに分かれ、それぞれランダムにチームを組み、ゲームを行いました。子どもチームは3組に分かれ、50点を先取したチームが勝つという設定です。初めは中々スキットルにモルックを当てることができなかった子ども達でしたが、回数を重ねていくごとにめきめきと上達！狙いを定めてスキットルを倒すことができるようになったり、障がいがあり手に力を入れることが難しかった子も、段々とモルックを遠くに投げることができるようになっていきました。
　初対面の子ども同士でチームを組むこともありましたが、名前を呼び合い、「次は◯◯ちゃんの投げる番だよー！」「やったー！あたった〜」と共に喜んだり悔しがったり、最後は片づけまで仲良く行う様子が見られました。大人チームも白熱したゲームが繰り広げられ、大人も子どもも身体と心を大いに動かし遊んだ１日となりました。
『モルック体験』は毎月第2土曜日に開催されています。詳しくは「ほどがや市民活動センター アワーズ」のHPをご覧ください（はやしあさみ）。