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【港南区】図書館が劇場に変身 テアトル図書館へようこそ!

【港南区】図書館が劇場に変身 テアトル図書館へようこそ!

場所:港南図書館
日付:2022年12月11日(日)

 いつもの図書館が劇場になる「テアトル図書館へようこそ!」がこの日、港南図書館にて開催されました。「テアトル図書館へようこそ!」は、神奈川区民文化センター「かなっくホール」と、市内の図書館の連携事業として実施されており、これまでに打楽器ヴィブラフォンと劇の上演、図書館が寄席に変身する落語体験などが行われてきました。今年は宮沢賢治原作の『どんぐりと山ねこ』の参加型音楽劇で、定員を超えるたくさんの親子の参加応募があったそうです。
 当日、参加者は閉館後の図書館に集まりました。まずは宮沢賢治が好きだったという楽器、チェロの紹介からスタートし、その後、劇中に出てくる風の音をみんなで創作したり、台詞の割り振りや読み合わせを行いました。しばらく練習を行った後は、いよいよ参加型音楽劇『どんぐりと山ねこ』の上演です。弘田徹さんのチェロの音色から劇が始まり、俳優の伊原農さんと、枝元萌さんが主な登場人物を演じました。子どもだけでなくパパやママもどんどん劇の中に引き込まれ、自分たちが参加をする風の音を奏でる場面や台詞を言う部分では、図書館全体が劇場になったような一体感がありました。
 終演後は港南図書館から宮沢賢治の著作が紹介され、本を借りて帰る親子の姿が見られました。港南図書館ではこの他にも、乳幼児と保護者を対象とした「金色ポケット」「おはなしくまさん」や、司書のおはなし会、子どものための「おはなしひろば」「おはなしにこっと」など様々なおはなし会が開催されています。また、図書館1階部分が「こどもとしょしつ」となっており、たくさんの絵本や児童書を楽しむことができます。港南図書館についての詳細はコチラを、「かなっくホール」についてはコチラをご覧ください(はやしあさみ)。